プロフィール

ここでは、うちの食生活のなりたちを書いています。

息子のアレルギーと私の葛藤

誕生日ケーキ

私には20代の息子がいます。


息子は赤ちゃんの頃からアレルギーがありました。


小学生になるまでは卵が食べられなくて、うちの冷蔵庫に卵はありませんでした。誕生日には、卵抜きのケーキを焼いてました。

成長とともに卵アレルギーはおさまり、小学校ではみんなと同じ給食を食べていました。が、高校入学前からひどい花粉症に悩むようになり、そこから息子のアレルギーを何とかしようと思い始めたのです。


息子の花粉症がひどくなったのは、中学の卒業遠足で東京ディズニーランドに行った時でした。
卒業遠足は3月。その日、急に体調が悪化しベンチで休んでいて、楽しめなかったそう。体調が悪くなったのは、受験勉強が終わり、緊張感が緩んだことで疲れがドッとでたこともあったでしょう。


花粉症は春と秋にやってきます。
そのたびに病院でもらった薬を飲むと症状は治まりますが、眠くなります。(今では眠くなりにくい薬もあるようですが、当時はありませんでした。)


そうなると勉強がはかどらない。大学受験を控えてどうしよう。それよりも10代の子が薬を毎日飲むことに疑問をもちました。この状態が一生続くの?


薬を飲むと症状は軽くなりますが、他の臓器に負担がかかります。病院で風邪の薬をもらうと胃薬を処方されることありますよね?
薬を飲むと胃や肝臓に負担がかかります。長く薬を服用することで副作用はないのか?
薬に頼らず、花粉症やアレルギー体質を変えることはできるのか?体に負担がなく体質改善する方法を探しました。

選んだのは、メディカルハーブと医食同源

メディカルハーブ会員証


薬に頼らず花粉症の症状を抑えられる方法を探した私は、メディカルハーブにたどりつきました。

メディカルハーブは、料理やお茶で使うハーブです。

医薬品ではないので、治療にはなりません。しかし、病気の予防や健康を維持するのに使われています。

メディカルハーブについての知識を得るとともに、解剖学も学びました。解剖学とは人体の仕組みや機能についての学問です。学ぶ中で、体の仕組みと日頃の食生活がとても大事だということを知ったのです。
普段気がつかないけれど、体の中では食べ物から栄養を消化・吸収してエネルギーを作り、免疫力を作って侵入してくる外敵(細菌やウイルス)から守る。

いつも元気で健康なのは、体の中が頑張ってくれているからということに気がつきました。

そして、いしょく-どうげん【医食同源】

病気を治す薬と食べ物とは、本来根源を同じくするものであるということ。食事に注意することが病気を予防する最善の策である、また、日ごろの食生活も医療に通じるということ。▽「医食」は医薬と食事、「同源」は根源が同じ意。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%8C%BB%E9%A3%9F%E5%90%8C%E6%BA%90/

メディカルハーブと食事で、薬に頼らない健康な体を作れると信じて、食事改善を決意しました。
息子も生物を勉強していたこともあり、私の話に納得してくれました。

体の細胞の働きが描かれた漫画。アニメにもなりましたね。細胞が擬人化されていて驚きますが、わかりやすくて、面白いのでおすすめです。

食事改善はやってみると辛かった!


こうして始めた食事改善のルールを息子も同意のもと作りました。

使っていいもの
農薬や化学肥料を使わない野菜や果物
ホルモン剤や抗生物質を投与されていない肉、魚
化学調味料や保存料などの添加物を使用していない加工食品
使わない、食べないもの
化学調味料や保存料などが添加物の入った冷凍食品・加工食品
スナック菓子・砂糖や人工甘味料を使ったお菓子
カップ麺


これをもとに、お弁当用に朝から肉を焼いたり、おやつ用におにぎりを作ったり、芋をふかしたりして食べ盛りの息子に1日4食作ってました。お菓子を食べない分、ご飯を食べる量が増えて米の消費量が増えました。

以前は冷凍食品やお菓子を特売日に買いに行きましたが、その手間と時間はオーガニックの野菜や肉を買うお金になりました。宅配を使うことで時間の余裕ができました。

オーガニックの野菜や肉、添加物の少ない冷凍食品や加工食品をネットで探し、マルシェに足を運んで、徐々に店や生産者を見つけ、食材宅配も使った私の考える食生活ができあがっていったのです。

ハーブティーも活用し、オーガニック栽培の生産者の話を聴いたり、本を読みながら、日々のご飯を作ってました。
そして気がつくと、薬なしで花粉症のシーズンが過ぎました。

花粉症が軽くなっただけでなく、肌もきれいになりました。息子はクラスの女子から、どうしてニキビのないツルツルのお肌なのかと聞かれるようになったそうです。体の内側だけでなく、外側にも効果が表れました

一度習慣になってしまうと、ご飯づくりも辛さが減ります。何より今はオーガニックの食品が増えてきましたし、添加物の少ない加工食品もたくさんあるので助かっています。

最後に


食事を変えたら、体が変わることを身をもって知りました。「何を食べ、食べないか」を選ぶのは大事です。


食べ物の選び方を変えたら、自然を大切にすることが、人の健康につながることにも気づきました。
過去には海が汚染され、そこで獲れた魚を食べて病気になり、多くの人が亡くなっています。

自然が残された海や山に行くと、元気になって癒されます。
私の子どもだけでなく、これからの子ども達も元気に丈夫に育ってほしい。
私たちの心と体を癒してくれる自然を大切にしたいと思っています。

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。

このブログでは、私が学んだこと、試してきて良かったものをお伝えしています。あなたの生活の中に役立つことがあったらうれしいです。

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