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- 初めて田んぼや畑で作業をするのに、何を準備したらいいかわからない
- ワークマンとかで服だけじゃなく、小物も買った方がいい?
- 初めての農作業に必要な服と小物が知りたい
ワークマンやホームセンターに行けば全部そろうと思うけど、全部買った方がいいの?
本業の農家ではなく週末に農作業を体験するだけなので、最低限必要な物を用意したい。
服だけじゃなく道具や小物も買った方がいいの?という疑問に答えます。
2022年に初めて田んぼオーナーになり種まきから稲刈り、脱穀まで米作りを体験、2023年からは無肥料無農薬の野菜栽培もはじめました。
ここでは春から秋にかけて米作りの作業用の服や用意した物を紹介しています。
作業用に買った物、使って良かった服や小物、選ばない方がいい色など紹介しています。
この記事を読むと快適に作業できる服や小物がわかるので、これから準備をする人は参考にしてください。
春の種まきから秋の収穫まで農作業をした体験に基に紹介しています。
チェックポイント
草刈り用の鎌、農機具は農家さんが貸してくれたので、購入していません。
他の田んぼオーナーやレンタル畑でも鍬などの大きな道具は貸してくれるようです。買う前に確認してみましょう。
田んぼオーナーになって活動した記録は、下の記事にあります。気になる方はご覧ください。
春から秋に作業しやすい快適な服・小物の選び方
農作業に適した服の素材やデザイン、色について解説しています。
農作業は野外での肉体労働なので、気温・日焼け・虫・ケガの対策が必要です。
スポーツウエアは農作業にも適している
農作業はかなり身体を使うので、スポーツウエアが適しています。特に速乾性のあるタイプがおすすめ。
必要な特徴 | 理由 |
---|---|
通気性 | 汗による湿気をだす |
伸縮性 | 立ったりしゃがんだりする動きが多い |
速乾性 | 汗で濡れたままの衣類は不快、冷えると風邪をひく |
手入れ | 汚れが落ちやすい、シミになりにくい |
耐久性 | 洗濯機で洗っても、すぐにへたれない |
農作業に最適なスタイルは長袖・長ズボン
夏場や天気の良い日も長袖・長ズボンを着用しましょう。
長袖、長ズボンが最適な理由
・田畑は日当たりがよく日陰が少ないので、日焼け対策のため肌を隠すため。
・農薬を散布しない田畑には虫がいます。虫さされ予防に肌を出さない。
・植物で切り傷、擦り傷、かぶれることもある。
・作業中のケガ防止。
農薬を散布しない田畑には虫がいますが、環境に配慮して虫よけスプレーを使わず衣服で防ぎましょう。
虫が寄ってくる黒や濃い目の色の服を着ない
虫は昼と夜で寄ってくる色が変わりますが、昼間の時間帯に注意する色をお伝えします。
虫が来る色 | 黒、暗い色(こげ茶、紺、ダークグレー) |
来る虫 | 蚊、蜂やアブが寄ってきます。特に蜂やアブにとって敵の色なので攻撃して来ます。 |
虫が来ない色 | 白、黄色 |
特に黄色は虫が寄ってこない色 |
日焼け対策にはUV加工された白い色を選ぶ
虫が来ない白や黄色は、紫外線を通しやすく日焼けします。
虫が来る黒や暗い色は紫外線を通しにくいのですが熱を吸収し、天気が良いと暑いです。
UV加工された白い服は、虫を寄せ付けず日焼けも防げます。
農作業をするのに必要な服と小物6点
実際に使用した服と小物を紹介です。前から持っていた物と新たに買った物があります。
肌寒い時や雨対策のウインドブレーカー
以前ハイキング用に買ったもの。
春の種まきや田植え、秋の脱穀の時期、朝や曇りの日など気温の低い時に着用しました。ポリエステル素材でレインコート代わりになり、汚れてもシミにならないのでおすすめです。
チェックポイント
田んぼの作業は雨でもできるので、雨具があると便利。
畑は土が固くなるので雨の日は作業しません。
農作業用のウインドブレーカーは、「ヤッケ」と呼ばれています。
日焼け対策と安全性の高い長袖シャツ
丈が短く胸のあたりまでなので、上から速乾性のある半袖Tシャツを着ます。メッシュ素材なので涼しく、UV加工されているので日焼けも防いでくれます。
テニスウエアですが、農作業時にも最適で常に着用していました。
素材選びが重要な長ズボン
選んだポイント
・ポリエステル素材で撥水加工
・ツルツルしているので、くっつきやすい雑草のタネがつかない
・重ね履きできる
下に速乾性のあるスエットをはいて作業していました。
軽量で折りたためる長靴
選んだポイント
・ヒールがあると泥がつまるから、平らな靴底
・ひざ下まである長さだと、服が汚れない
・軽量でまるめて収納できると、持ち運びがラク
田んぼの中を歩くと泥がついて靴が重くなるから軽い方がよい。
私が買った長靴(片足440g)より、軽いタイプ(260g)。上部に紐がついているので脱げにくく、土が入りにくい。
手袋は作業しやすい園芸用を選ぶ
選んだポイント
・手のひら面がゴム製で薄手だと、物がつかみやすい
・白っぽい色の方が、手の甲が熱くならない
・長さは手首まで十分、肘まであると着脱が面倒
田植えは素手ですが、その他の作業は手を守るために手袋が必要です。
軍手が良くない理由
軍手は物がつかみにくく、乾きにくい。また枯れた葉やタネなどくっつきます。園芸用を選びましょう。
帽子は首回りもカバーできるデザイン
帽子も必需品です。下を向いた作業が多いので首の後ろも日よけ布がついていると便利。黒っぽい色は避けましょう。
農作業の時にあると便利なグッズ
ここからは農作業時と田んぼまでの往復時に、使ってよかったものを紹介します。
虫嫌いな人は虫よけネットで安心
顔を虫に刺されないためのネットで、帽子の上からかぶるタイプ。虫だけでなく除草の時も草が顔に当たるのを防ぎます。これはサイドと後ろ側は日除けの布なので視野が狭くなりますが、首筋の日除けもできます。
お弁当がつぶれない折りたたみランチボックス
1日作業がある日は、おにぎりやカットフルーツを持参しました。
折り畳みできるお弁当箱は中味がつぶれないし終わったらたためるて、帰りの荷物が小さくなります。
応急処置に使える水を入れた水筒
近くに水道がない場所では、水筒の中に水を入れておくと汚れやケガした時に傷を洗い流せます。
お茶や冷たい物飲み物は、コンビニでトイレを借りた時に買いました。
農作業時の汗拭きはガーゼタオル
ガーゼの肌触りが好きというのもありますが、タオルよりガーゼの方が軽くかさばらない、速乾性もあるのでおすすめ。汗拭き用と日焼けや虫を防ぐために首に巻く用など、2枚持っていても軽いので荷物の負担になりません。
作業しやすい服の選び方と便利グッズ紹介のまとめ
田んぼオーナーになって、初めて本格的な農作業を体験しました。天気の良い屋外での作業に適した服と小物を準備しましょう。
- 農作業に必要な服と小物6点
- ・ウインドブレーカー
・長袖シャツ
・長ズボン
・長靴
・手袋
・帽子
- 農作業時に便利なグッズ
- ・虫よけネット
・折りたたみランチボックス
・水を入れた水筒
・ガーゼタオル
最初からすべて揃えなくても、手持ちのスポーツウエアなどを使ってみるのがおすすめです。
田んぼオーナーの活動記録は、下の記事にありますので、よかったらお読みください。
【農業体験】「田んぼオーナー」になって米作り初体験