料理の「下ごしらえ」は残留農薬や食品添加物を取り除けるし、味も良くなる万能技

料理の「下ごしらえ」は残留農薬や食品添加物を取り除けるし、味も良くなる万能技

料理をするとき「下ごしらえ」していますか?
ミールキットなどを使うとすぐに調理に入れるから便利ですが、「下ごしらえ」知っておくと安全においしく料理が作れます。

「下ごしらえ」は野菜のアクをとり、味を良くするために昔から行われている料理の基本です。

下ごしらえ残留農薬や食品添加物を落とすこともできます。残留農薬や食品添加物は、体にとって必要のない、むしろ悪影響を及ボス薬品です。

野菜の汚れや苦み、エグミとか肉や魚の余計な油分を落としながら、残留農薬や食品添加物も落とせます。
料理がおいしくなって、体のためにも良い下ごしらえ、私が日頃やっている方法を紹介しますので、参考にしてください。

この記事でわかること

  • 料理の下ごしらえで残留農薬、食品添加物を落とす方法
  • 下ごしらえのやり方、難易度

この記事はこんな方におすすめ

  • オーガニック食品が高くて買えないけど、農薬、添加物は落としたい人
  • 料理の下ごしらえを知らない人
  • 安全でおいしい料理を作りたい人

農薬や食品添加物の使用量が多い日本

野菜に農薬や化学肥料を使うのは、生産性を上げて人々に安定供給するためです。
食品添加物も消費期限を延ばしたり、安い原料で味をよくするため、価格を抑えるために使われます。
そのおかげで私たちは手ごろな値段で野菜や食品を買い、食事をしています。

ですが、農薬には発がん性などの毒性があるため、国が使用量を決めています。その使用量が日本は世界でも多い国となっています。

食品添加物欧米では使用禁止なのに、日本では許可されている添加物もあり、知らないうちに多くの添加物を食べていることになります。(赤色2号、黄色4号など)

残留農薬や食品添加物は健康な体作りには必要ない。むしろ悪影響なので、できるだけ口に入れないようにしています。

下ごしらえで余分なものを落とす

調理

スープや煮物を作る時、浮いてくる泡や不純物をアクといいます。
切った野菜を水につけると、水が変色するのもアクの成分が溶け出しています。

これらを取り除いて、味のしみを良くし、見た目もよくするのが下ごしらえです。

野菜や加工食品に使われている農薬や添加物もアクと一緒に取り除けることがわかりました。

下ごしらえでアクと一緒に落とせる現代の不安物質

  • 野菜や果物に付着した残留農薬
  • 肉や魚の飼育中に使った抗生剤やホルモン剤
  • 加工食品に使っている添加物

これを実験して本にした人がいます。
それが、増尾 清氏で「さよなら!農薬&添加物」です。

「さよなら!農薬&添加物」の紹介

さよなら!農薬&添加物

増尾清氏

元東京都消費者センター 試験研究室室長

大正14年(1925年)生まれ食品問題研究家。食品の安全問題を研究して40年以上。現在も足しげくスーパーに通い、常に一般的で身近な食品の「いま」を調査し続けている。

本のプロフィールより抜粋

この本を見つけたのは、息子のアレルギー体質を変えるためにメディカルハーブの勉強を始めた頃(2014年)です。

体質改善のためにオーガニックを取り入れた食生活を始めましたが、10代の息子は運動部で、食欲旺盛。食費が増えてオーガニック食品だけの食生活は家計が大変です。
農薬や添加物の不安物質を取り除く方法が書かれているこの本が役に立ちました。

はる
はる

残念ながら、現在この本は入手困難になっています。

現在入手可能なのは、こちらです。

最新ポケット版「農薬・添加物はわが家で落とせた」

下ごしらえの方法一覧表

調理

それでは、下ごしらえの方法をお伝えします。やり方で簡単にできることは◎、少し手間がかかると〇、です。できるところからやってみてください。

水やお湯を使う下ごしらえ

呼び方やり方食材ポイント
アク抜き切った食材を水につける大根、なす、ごぼう10分以上すると栄養分が減ってしまうので、注意
アク取り調理中に出る泡や不純物、油をすくいとる肉、魚沸騰寸前で浮いてくる濃い泡がアク
さらすボールに入れた水にひたす野菜全般汚れや虫もとれる
振り洗い食材をざるに入れて、水を流しながら洗うレタス、インゲン、にら、イチゴ、ぶどう水を流しながらだと、汚れの再付着が防げて効果大
油抜きザルに食材を入れ、上から熱湯を回しかけるまたは、沸騰した湯に入れて、再度沸騰するまでゆでる油揚げ、厚揚げ、さつま揚げ酸化防止剤や余分な油が落とせてダイエットにも効果あり
湯通し沸騰したお湯に食材をサッと入れるにら、白菜、肉類、魚の切り身使った湯は調理に使わない
ゆでこぼしゆでた後ざるにあけて、ゆで汁を捨てるカリフラワー、もやし、サトイモ、ほうれん草使った湯は調理に使わない

包丁、手でできる下ごしらえ

呼び方やり方食材ポイント
皮をむく包丁や手で皮をむく大根、人参、芋、果物皮の表面とすぐ下には農薬成分が残っているので、皮をむくこと安心大
輪切り繊維に直角に切るレンコン、大根、芋薄く切って水にさらすと効果大
せん切り 1~2㎜幅に細切りにする キャベツ、大根、きゅうり、人参水にさらすと効果大、10分以上水につけない
面取りひと口大に切ったら、切り口の角を薄く削って丸みを出すかぼちゃ、芋、大根煮崩れ防止効果もあり
背ワタをとる竹串で背中側から引き抜くエビ背ワタに砂や不安物質が含まれている

調味料を使った下ごしらえ

呼び方やり方食材ポイント
板ずり食材に塩をまぶしてまな板の上で転がすきゅうり、オクラ強めにゴロゴロころがす
塩もみ切った食材に塩をまぶしてから、手でしぼる枝豆、もやし、ピーマン、肉塩をまぶして10分おいてから手でしぼる
塩ゆで塩水でゆでるチンゲン菜、ブロッコリー、肉、魚塩水:湯1リットルに塩小さじ1
ふり塩調理前に塩をふる玉ねぎ、ゴーヤ、肉、魚食材から出た水分は拭き取る
しょう油洗い茹でた食材にしょう油を少し混ぜてから、軽くしぼるほうれん草、小松菜おひたしがおいしくなる
酢洗い酢を入れた水で食材を洗う魚介類酢の殺菌効果もある
味噌漬け味噌に漬ける根菜、肉、魚使った味噌は捨てる
はる
はる

下ごしらえには、塩や酢がよく使われます。塩や酢は殺菌効果も期待できます。

私は塩を2種類常備していて、1つは農薬、添加物を落とすのに使う値段の安い塩。もう1つは料理の味付けに使う値段高めの美味しい塩と、使い分けをしています。

おすすめの塩は、下にある記事でご覧いただけます。

「本物の調味料と「さしすせそ」で料理上手!おすすめ調味料と「さしすせそ」の意味を紹介します」

下ごしらえのメリット・デメリット

下ごしらえをすると安心が増えますが、料理の手間が増えるのも事実です。下ごしらえのメリット、デメリットをまとめてみました。

メリット

  1. オーガニック食品を買わなくてすむので、家計に優しい
  2. 農薬を除去する薬を買わなくても、塩や酢、醤油など家庭にあるものでできる
  3. アクも取れるので、料理がおいしくなる。
  4. 料理の下ごしらえの知識が身につく

メリットを詳しく解説

  1. ① オーガニック食品を買わなくてすむので、家計に優しい
  2. 例えばオーガニック野菜は、スーパーの慣行栽培(農薬・化学肥料使用)の野菜と比べると値段が1.5~2倍はします。家族が多かったり、食べ盛りの子どもがいたらエンゲル係数が跳ね上がります。
  1. ② 農薬を除去する薬を買わなくても、塩や酢、醤油など家庭にあるものでできる
  2. 農薬を除去できる洗剤も通販などで購入できます。洗剤を使ったら今度はそれをきちんと落とす手間が必要です。通販で購入するための費用もかかります。調味料ならば家庭にあるのを使えます
  3. ③ アクも取れるので、料理がおいしくなる。
  4. 下ごしらえは、もともと料理をおいしく作るための方法なので、おいしくなるのは当たり前ですね。
  5. ④ 料理の下ごしらえの知識が身につく
  6. 毎日の食事作りで下ごしらえをしていれば、自然と覚えます。この野菜はこの下ごしらえ方法がいいと自分で判断もできるようになり、ササッと要領よくできるようになります。

デメリット

  1. 作業に手間と時間がかかり、使った鍋を洗うのが大変。
  2. 慣れないとやりすぎてしまい、肉や野菜のうまみや栄養分が減ってしまう

デメリットを詳しく解説

① 作業に手間と時間がかかり、使った鍋を洗うのが大変。

肉や魚を下茹でした鍋は油やアクで汚れて洗うのが大変。でも、このアクを食べるのは気分がへこみます。

② 慣れないと時間がかかって、肉や野菜のうまみや栄養分が減ってしまう

水につける時間が長すぎるなど時間をかけすぎると、ビタミンが水に溶けてしまったり、素材の風味がなくなってしまいます。慣れないうちは、タイマーをセットするなど手際よくできるよう工夫が必要です。

私のしている下ごしらえ

現在も下ごしらえを欠かさずやっていますが、本を買った当時と比べると、オーガニックの野菜を扱う店や宅配も増えたので、買い物を工夫して、しっかり下ごしらえする食材手を抜く食材分けてご飯作りしています。

野菜、果物
食材宅配や生協で買います。足りない時スーパーで買い足します。
スーパーで買った野菜は、しっかり下ごしらえをしています。
肉、卵、魚
食材宅配や生協で購入します。産地や飼育方法がわかりにくいものは買いません
安い肉は経済的にはうれしいけれど、ホルモン剤や抗生物質などが使われている可能性や、どんなエサを食べて育ったのかわからないので買いません。
下ゆですればよいのですが、デメリットにあるように、安い肉や加工食品ほど鍋に付着したアクがすごくて洗うのが大変。
息子は鶏の骨付きを軟骨までガリガリ食べるのが好きなので、特に信頼できる食材宅配や生協、店で買います。
冷凍食品、加工品
原材料表示にある添加物チェックが面倒時間の節約にもなるので信頼できる食材宅配や生協で買います。

まとめ:下ごしらえして安全でおいしい食生活

お弁当

安くて便利な食品は沢山ありますが、安いものは安く売れる理由があります。

長く保存できるようにしたり、見た目を良くする添加物は売る側にとってメリットかもしれませんが、私たちの体にとっては必要ありません。

農薬も野菜を安定して大量に供給するためには必要です。でも、食べる時は、農薬は落としたい。

何も知らないと不安ばかりですが、知識を身につけ、状況にあった方法で、家族の食の安全を守りましょう

下ごしらえが大事なのはわかっていただけたと思いますが、忙しい人には、安心食材を扱う宅配や、簡単に農薬を落とせる除去剤をおすすめします。

ベジセーフは、アルカリ電解水と言って薬品ではないので、小さい子がいる家庭でも安心して使えます。

【2022年】有機野菜の宅配9社、お試しのある宅配と目的別のおすすめを紹介します


食生活・食育ランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA